船酔い対策
船釣りで楽しむ人たちがぜんぜん船酔いしないタイプの方が多いのは予想通りですが、船酔いするタイプの人間でも対策を講じれば大丈夫です。
実は毎週のように洋上へ出かける私も船酔いするタイプの人間なのですから。。。
今ではうっかり薬を飲み忘れてもベタ凪なら大丈夫なのですが、毎回必ず薬を飲んでいます。
自分が辛いだけならまだしも周囲の先輩方に迷惑をかけたくないからです。
車は酔わないけど飛行機は酔う、自分で運転してれば酔わないけど乗せてもらっているときは酔う、何でも乗れば10分以内に必ず酔うとか、いろいろなタイプの方がいらっしゃるようです。
「こうすれば船に乗っても私は酔わない」という対策をご自分で確立させておきましょう。
私自身の場合、どんなに大シケでも大丈夫だと確信している対策は、
@ 前日早く寝る
そもそも体調が悪いとか、疲れがたまっているという状態では船酔いしやすいです。
スポーツの試合前日と同じように万全の体調管理をしましょう。
また、船で酔う前に酔ってしまえと深酒をしたりでは逆効果です。
前夜には気持ちが高ぶって寝れなくなってしまう人も多いのですが、夕食後に酔い止め薬を飲むと眠気を誘いますので効果的です。
酔い止め薬は約24時間の効用がありますから、それだけで次の日もオッケーな場合も多いです。
A 起きたらしっかり朝食をとる
胃の中を空っぽにしておこう! と考える人も多いです。
それでも酔ったらゲロります。
お腹になにも無くても胃液みたいなものだけが・・・ あぁ〜めっちゃ辛い。
体調を整えておくのが大前提ですから朝食をしっかりとって一日のパワーを充填してください。
B 食後に酔い止め薬「アネロン」を1錠飲む
医薬メーカーに癒着しているわけではありませんが、釣り人の間で一番評判の良い商品は「アネロン」です!
最強ドラッグだと思います。
私はコストコで大人買いしてます(笑)
次ぎに多いのは「センパヤ」。
液体タイプのセンパヤは、グビッと栄養ドリンクを飲むように済むのでお子さんにも好まれるようです。
C 乗船前1時間以上前に酔い止め薬を飲む
D 船上で「やばいな・・」という状態になった時のために追加用の薬を1錠予備で持っておく
といったところです。
@〜Dを忠実に実行した人でやっぱりダメだったーという人はまだ一人もいません。
【 それでも酔ってしまったら 】
早めに酔い止め薬を追加で飲む。
・・・手遅れでゲロッてしまうかもしれません。
ゲロッてしまったら、釣りは一旦やめてキャビンに入って寝ます。
もうなにもかも忘れ、できるだけ深い眠りにつきましょう。
そのまま帰港時間まで起きないかもしれませんが、これはもう仕方がありません。
ベルトは抜いて、靴下も脱ぎます。とにかく締め付けるものは全て排除します。
さぁお休みなさい。
特に若い方はこれでけろっと起きてきて、あーお腹すいたぁ〜とか言いながらおにぎり片手に釣りを再開!なんていうシーンを何度も見ました。
賢い大人の人は、危機的な状況に陥ったことでいろんな事を考えてしまい、しっかりと眠ることができないので復帰も難しい場合が多いようです。
とにかく寝てください。